25年以上前にこの本を読みたかったけど、発売日が2024/02/15だから無理でした。
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1340697500
本書は『働き方・稼ぎ方』から始まって、資本主義経済のなかでの上手い立ち回り方を解説して、締めに幸せについて書かれている。資本主義社会の中での生き方について解説しているので、本書の対象は年齢が若い人、これから働いてお金を稼ぐ人向けになっている。私のように40半ば超えてる人は、人によって様々な感情がでると思う。私個人に関して言えば、『人生の方向性の確認・調整』という気持ちが出た。
内容はかなり読みやすかったよ。25年以上前に読みたかったと思ったけど、まぁ人生は遺伝や環境で変えられないことがあったりするから、読んでも読まなくても今の私は変わらなかったのかなと思いつつ。
目的やきっかけ
YouTubeで投資の動画を見ていたら、この本の一部が紹介されていて内容が気になったので、ちょっと買って全部読んでみようと思ったのがきっかけ。
印象に残った箇所
内容をいろいろ書くと長いからね。私なりに印象に残った箇所を書く。
私は、投資に関して他の書籍などで学習しているので、印象に残ったのは投資以外のところになるよ。
他人と取り替え可能な労働者にならないような工夫が必要。
労働者は取り替え可能だからね。今できることに+α1,2,3……を持て。使い捨てられるだけになってしまう。
資本家でも、労働者でも、どの立場でも、工夫のない人間が敗れるように経済はできている。
そう思う。工夫しよう。
稼いだお金はおおらかに使うといい。特に自分への投資を渋ると将来の自分が貧相になってしまう。自己投資の中身は、①知識、②スキル、③経験、④人間関係、⑤時間、だ。
これ、毎月貯蓄(投資)できていることが前提だからね。『あり金を全部使え』という話ではないよ。まぁ無駄を削って投資に回していくのはいいんだけど、自己投資まで削るなってことじゃないかな。
評論のコツは、自分の利害や好き嫌いを意識的に棚上げしてから、物事を眺めて、バランスの歪みを探すことだ。
『働き方のコツ』の締めくくりに、著者自身の職業(評論家)のコツとして書いてあった。もっと大事なことはここより前に書かれているけど、なんとなくこれが印象に残った。
物事を冷静に見て、偏りを探す。ということかな。
それは、心からの興味を示しながら、相手の話を熱心に聞くことだ。ひたすら聞くのだ。
モテのコツ。今からモテようとは思ってないけど、やっぱり聞く力は大事よね。
まとめ
セカンドキャリアどうしよう。